第21回九州ブロック介護老人保健施設大会 in さが

大会会長挨拶

第21回九州ブロック介護老人保健施設大会in佐賀

大会会長 山元 章生

(一般社団法人佐賀県介護老人保健施設協会会長)

第21回九州ブロック介護老人保健施設佐賀大会を当初、2021年2月18日(木)、19日(金)の日程で開催する予定でした。しかし度重なるCOVID-19コロナ感染拡大により同年10月21日(木)、22日(金)に延期致しましたがその後も感染状況の改善に至らず、再度2022年12月に延期をせざるを得なかった事にご理解を頂きたく存じます。

さて、佐賀県は平成23年に第13回大会を担当して以来の開催となります。前回同様 交通アクセスの便利さを最重要と考え、会場を佐賀市文化会館とさせていただきました。年号が令和となって少子高齢化のスピードがさらに進み、平成とは違う時代になっていくものではないかと予想されます。

大会テーマを『がばいよか老健 ~令和時代の老健の在り方とは~』と題しました。
「がばい」とは佐賀弁で「とても」とか「非常に」といった意味であり、令和の時代になってもとても(非常に)良い老健施設であるようにとの願いと想いを寄せたものにしました。

また、皆様もご存じのとおり介護保険施設を取り巻く諸問題は、私共、介護老人保健施設だけではなく、同時に我が国の社会保障制度全体の問題でもあります。介護老人保健施設は、日本の社会保障制度を支える社会資源のひとつとして、地域の在宅ケアを支える拠点となるよう様々な努力を日々重ねております。

昭和から平成そして令和に移り変わったこの時代に、住み慣れた場所で安心・安全に暮らせる地域づくりを構築することが重要であるのではと考え、いま一度介護老人保健施設の役割と機能を皆様と一緒に考えてみてはと思っております。ぜひ、佐賀で「令和時代の老健の在り方」をSAGAされてみてはいかがでしょうか?

九州ブロックの介護老人保健施設関係者の多くの皆様の参加を心よりお待ちいたしております。

なお今回は佐賀県老人保健施設協会において長く御貢献頂いた藤岡康彦会長から2022年1月より山元章生(社会医療法人謙仁会理事長)・新役員へとバトンタッチが行われました。大変な大役のためにいまだ戸惑っているのが正直なところであります。しかし実施する以上介護老人保健施設の課題を鑑みて精いっぱい頑張りますので御指導御鞭撻をお願い申し上げます。